studiocedar の BKIT blog

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一級建築士製図試験を終えたあなたがやるべきこと!まだレベル20の戦士だから!

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 こんにちは。スギちゃんです。

 

一級建築士製図の試験、お疲れさまでした!

記事の更新が遅くなってしまいましたが、一級建築士製図の試験を迎えるまでたくさんのことを犠牲にし一生懸命頑張ってこられたことでしょう。

本当に、心の底から、頑張りましたね!とお伝えしたいです^^

一級建築士製図試験のコツをまとめた記事はこちら 

www.studiocedar.life

 

平成30年は12月20日(木)が合格発表日となります。

あなたにとって素晴らしいクリスマスプレゼントになることを祈っています。

試験が終わって合格発表までのあなたの気持ち

無事試験が終わり、それぞれ出来不出来があるでしょう。

しかし製図試験は筆記試験と違い結果がすぐに出ることはありません。

全員が一様に合格発表当日までドキドキしながら過ごすことになります。

 

『ここまで頑張ってきたんだから合格発表までは遊び倒すぞー!』と考えている人も多いかもしれませんね。

 

でも待った!

 

もう少し長い目で見て、この時期を大切に過ごしませんか?

 

勉強を頑張ってきたからこそ勉強習慣をなくさないで欲しい!

毎日、仕事が終わってから参考書に向かって勉強し、毎週週末は資格学校に通った日々。

彼氏彼女と遊ぶことを一年近く我慢してここまで来たことは重々承知していますが、でもだからと言って遊び倒すようなことはちょっと控えた方がいいかも。

 

建築士の仕事は常に勉強が必要!

建築士の仕事(いわゆる建築業界)は決められたルーチンに則って仕事を進めることは少なく、常に技術革新や新しい発想が求められる業界です。

その例を分野ごとに一例を挙げてみましょう。

意匠設計担当者の方

私もそうでしたが他の分野以上に常に勉強が必要です。

建築以外の見識も必要になりますし、デザインを中心として完成を磨くことも必要になります。映画や読書を通してスキルアップすることも必要。

常に本を片手に生活しているような感じでしょうか。(大げさではなく)

私も学生時代の安藤忠雄さんの事務所にバイトに行かせてもらい、そこで忙しい所員の方がお昼休みに『美術手帖』を読んでいる姿を見てびっくりしましたΣ(・□・;)

ぼーっと休憩するのかと思ったら読書しだすし、しかもその本は建築本ではなく美術本とは。。。

常に勉強していかないと生きていけない過酷な分野なんだな、と気を引き締めた思いがあります。 

設備設計担当者の方

技術革新の影響を最も受ける分野だと思います。

省エネ技術は日を追うごとに高度化していますし、ZEBなども今は珍しいですが将来は当たり前になってくるでしょう。

それらの情報は常にアンテナを張っていないと入手困難となります。

構造設計担当者

地震などの災害が起きた時に最も忙しくなるのが構造担当者でしょうか。

東北大地震では、天井材や外壁材などの非構造部材が話題になり、先日の大阪北部地震ではコンクリートブロック塀が話題になりました。

その都度各種法規制が改正され追従していく必要があります。

また建物の骨格に関わる部分ですがから『計算間違ってたから工事やり直して!』と言えないところが辛いところ。大きな大きな責任を背中に背負って行う業務になります。 

だからこそ自己研鑽を怠ることはできません。

現場代理人の方

建築の技術が高度化するにつれて、現場運営も更なる高度化が求められています。

最近では設計の現場からBIMの採用が検討され、それが今後現場にも導入されることになるでしょう。

BIMは超高層などの複雑な建物を中心に、採用の大きなメリットはあるでしょうが、今までの二次元CADではなく設計者と同じように3Dで物事捉える感覚が必要となります。

現場代理人の意識かくが求められている時代だと思います。

FMerなどのメンテナンス部門の方

ファシリティーマネージャーなどのメンテナンス部門の方はそれほど最新技術の波には揉まれないかもしれません。

しかし昨今では外壁吹き付け材にもアスベストが含有されていることが判明していますし、指定管理の場面では管理者の責任はどんどん大きくなっています。

既存の技術や情報を疑い、見直すことが必要になる分野かもしれませんね。

 

なぜ試験が終わったばかりなのにそんなことを言うのか


『試験が終わってホッとしているのになんでこの人はこんな辛いことを言うのか』と思っている人もいるかもしれません。

試験が終わった今だからこそやっておかないといけないことがあるんです。

それが勉強習慣の定着化です。

 

習慣の定着化にはある一定期間が必要

習慣が定着化する期間について研究したのは、アメリカの医師であるマクスウェル・マルツです。

彼は1960年に刊行された『Psycho-Cybernetics』にて

通常、心の中でわかるまでの変化をもたらすためには、約21日以上かかる。

例えば、整形手術の後には、彼の新しい顔に慣れるまで、約21日かかる。腕や脚が切断された場合、まだ腕や脚があるかのような感覚は約21日間持続する。

新しい家に住む人は、それが自分の家のように感じるまで、約3週間は住む必要がある

と言っています。

あなたは21日間どころか1年近くに渡り『建築の勉強をする』と言う習慣を行ってきて定着化されたのです。

それをこの数週間でまた手放そうとしている。これからも引き続き勉強が必要なのに。

 

 一級建築士はレベル20の勇者

あなたはドラゴンクエストをやったことがありますか?

最初にある職業を選ぶと、レベル20にならないと違う職業に転職することができません。(もちろんダーマ神殿にいかないといけませんが汗)

一級建築士を取り立てのあなたはまだ『レベル20の戦士』 だと考えてください。

これからも引き続き勉強し『レベル20の魔法使い』になることで、次は上級職の魔法剣士になることができるかもしれません。バトルマスターや賢者にもなれるかもしれません。

そんな成長の可能性を生み出す源泉である、『勉強習慣の定着化』を手放すことはやめてほしいです。

心も体も疲れてしまっている人は映画を観よう!

とは言っても勉強疲れでテキストなんか見たくもないし、プライベートにペンも持ちたくない!と言う気持ちもよくわかります。

そんな時は、『映画』を観ましょう。

映画の中には建築がたくさん!

私は『007』が大好きなんですが(ダニエル・グレイグが特にいい!)、毎回様々な都市に場面を移して撮影されます。

ベニスだったりスイスだったりブラジルだったり。それぞれの都市や風土がしっかりと映画の中に映し出されているのでそれを観るだけでも建築の勉強になると思います。

また建築家を特集した映画などもあるのでぜひ探してみましょう。

カジノ・ロワイヤルは個人的に名作だと思います! 

映画の間・空間の作り方が建築設計にも応用できる

これは意匠設計担当者限定になるのかもしれません。

私は自分で動画を撮影したりするので建築と映画の親和性をすごく感じます。

エントランスから人を導く時に、『ここら辺で数歩歩かせたいな』とか、『ここで外に視線を持っていって一呼吸』とか。映画を観ながら『あ、ここの間でこの後の演出を増幅させようとしてるな』と感じます。

 

やめるのは簡単だけど始めるのは大変!

習慣の定着化をゼロにしてしまうのは簡単ですが、今後も勉強し続けなければいけないためまたどこかで勉強する機会が出てくるでしょう。もしくは残念な結果になりまた来年も受験する必要が出てくるかもしれません。

だからこそこの時期は、習慣の定着化がなくならない程度に勉強をし続けて欲しいと思います。

『1日5分でもいいから勉強する!』と心に決めて頑張ってきた人も多いと思いますが、5分でもいいので勉強する習慣を続けていって欲しいです。

 

試験の結果はまだ出ていませんが、もし合格すれば晴れて一級建築士となり仕事がスタートします。

しかしレベル20の戦士ではまだラスボスを倒しに行くことはできません。

ぜひ一級建築士試験は建築家人生の踏み台としてステップアップしてください。

あなたの成長を心から応援します!